少年
オトコの子育て講座
お父さん
青木 匡光
第6回 父親の受けもつ "しつけ" シリーズ


第1回
子育てはハッピーな事業


第2回
父親の心構え


第3回
信頼される父親になる
ためには


第4回
父親の受けもつしつけシリーズ 1.良き見本をしめす


第5回
父親の受けもつしつけシリーズ 2.まず自分が自立する
3.家族ルールを作る

私達はけっこうたくさんのキマリゴト、社会的ルールの中で生きている。
いい例が赤信号。新幹線も時刻表という、キマリで動いているから便利なのである。
会社にも始業・就業時間(今はフレックスタイムを導入したところも多くなったが)がある。

「家族」を作ったら、どうか家庭のルールを作っていただきたい。

起床は何時(休日は朝寝坊するというルールでも良い)、朝食は何時などなど。
ルールがなく、誰でもが好きな時間に起き、好きな時間に食べる・・・・これは1人住まいの時に許されること。共同生活ではルールがあると便利だし、子供のしつけもうまくいく。
子供が「生活のリズム」を身につけてゆく上でも家族ルールは大切なことなのである。

子供のしつけのルールも作っておこう。
例えば赤ちゃんは「やっていいこと」と「やってはいけないこと」の区別は全く分らない。
何でも口に入れてしまう・・・。オモチャを手当たり次第投げるなどもいい例だ。
始めは、投げる筋力がついたことを父親としてまず見届ける。
しかしそれが度がすぎて、オモチャが壊れたり、ふすまなどに穴があくようになったら、
叱らなければならない。

叱るにはコツがある。真剣に子供と向い合いしっかりと「いけません」と伝えることだ。

この時断固とした姿勢が何より大切である。
7歳頃(乳歯が永久歯に変わる頃が目安とされる)までに、ルールを教えこむこと、これを目ざして欲しい。時にはお尻をたたいても「やってはいけないこと」を熱をこめて教えこむ。
10歳を過ぎるともう遅い。
大きくなってから親の言うことに耳を傾けさせる方法は、強権発動型はダメ。
おもねるのはもっといけない。
一番いいのは「人生の先輩として社会のルールを伝えること」だ。

そのために両親は、特に父親は、ルールを作り、それを守る人でありたい。
なかなか難しいことではあるが、子供と一緒にルールを守りながら生活をするというのは、それなりに楽しいこともたくさんある。それは間違いない。



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著者のプロフィール

 青木匡光(あおき・まさみつ)

ビジネス評論家。
ヒューマンメディエーター(人間接着業)。1933年東京生まれ。
小樽商科大学卒。
三菱商事に10年間勤務したあと、広告会社に転職。

1975年アソシエイツ・エイランを設立、異業種交流の場を提供。
またサロン風のオフィスを「ヒューマンハーバー(人間の港)として開放し、人間関係に悩む人たちに指針を与え、
人生に意欲的な人同士を結びつけている。

現在、異業種交流や人脈づくりのパイオニアとして講演、著作などで活躍中。
著書は「顔を広め味方をつくる法」(日本実業出版社)、「人づきあいが苦にならない法」(PHP研究所)、
「EQ型人間が成功する」(産能大学出版部)、近著に「人づきあいの旅にでよう」(JDC)、「内気が苦にならなくなる本」(法研)、「オトコの子育て講座」(教育評論社)などがある。

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