第1回
子育てはハッピーな事業
第2回
父親の心構え
第3回
信頼される父親になる
ためには
第4回
父親の受けもつしつけシリーズ 1.良き見本をしめす
第5回
父親の受けもつしつけシリーズ 2.まず自分が自立する
第6回
父親の受けもつしつけシリーズ 3.家族ルールを作る
第7回
父親の受けもつしつけシリーズ 4.真剣に叱る
第8回
良きカウンセラーになる
第9回
打ち込める世界を持とう
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「自分の子供ながら何を考えているのか。」、
「どう、躾けていいか分らない。」などの悩みを抱える父親が多いらしい。
私は、そんな声を聞くたびに「当たり前だ。」と、いつも独り言を云う。
何故か?人は初めから親だったわけではない。初めはみんな子供だった。
それが我が子≠ェ生れて父親になったのだ。
『親業初心者』に自信などある訳がない。
しかし、その親業も1年、2年、3年とキャリアを積むと、それなりに慣れてくる。
子供が生れたばかりの頃の思いは、「ただただ元気であればいい。」から、
やがて「勉強もしっかり、運動もできて、人に優しく」と、ビジョンもより具体的になってくる。そうなると、子供への期待値も高くなり、干渉したがるようになる。
知らず知らず自分の理想型にはめこもうという気が起きてくる。
だが、子供は親の云う通りになどならない。これは断言できる。
(もし、云う通りに育ったらオカシイ!!と思ったほうがいい)
親は、子供が自立して、親が死んだ後も、生きてゆけるような大人になるための
単なる助っ人に過ぎないのである。
よく云うではないか。
『親は子供を水のキレイな岸辺に連れて行くことはできるが、その水を飲むか飲まないかは、子供が決めること。』
もし、無理に子供の首をつかんで水を飲ませようとしたら、どうなるか。
思っただけでもゾッとする。
「我が子が分らない」と云う場面に直面した時、ぜひ、こう考えて欲しい。
「俺の親達も、こんな風に悩んで育ててくれたのか」と。
親、特に男親は悩み、子を信じ、時に耐え、待つことを率先して引き受けて欲しいと、
私は願ってやまない。
やがて子は、親の傘下から離れてゆく。それまでの時間は、決して長くはない。
その時間を悩みながら、親業をやりぬいて欲しい。
私はもう、親を卒業して何年にもなるが、
今もって親業は、遣り甲斐のある楽しい事業だったと思っている。
ガンバレ!!世のお父さん。
完
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