オトコの子育て講座
金森 三浩
 タダイマ子育て奮闘中 その8 


金森 三浩

「タダイマ子育て奮闘中」
その1


「タダイマ子育て奮闘中」
その2


「タダイマ子育て奮闘中」
その3


「タダイマ子育て奮闘中」
その4


「タダイマ子育て奮闘中」
その5


「タダイマ子育て奮闘中」
その6

「タダイマ子育て奮闘中」
その7

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青木 匡光

第1回
子育てはハッピーな事業


第2回
父親の心構え


第3回
信頼される父親になる
ためには


第4回
父親の受けもつしつけシリーズ 1.良き見本をしめす


第5回
父親の受けもつしつけシリーズ 2.まず自分が自立する

      
第6回
父親の受けもつしつけシリーズ 3.家族ルールを作る


第7回
父親の受けもつしつけシリーズ 4.真剣に叱る


第8回
良きカウンセラーになる


第9回
打ち込める世界を持とう


第10回
悩みながら親になろう

      
 

  3月から4月上旬にかけては、子供達の卒業式や入学式のシーズンです。

 昨年は、わが家はタイヘンでした。長女が新中1、次男が新小1
だったので、卒業式と入学式、卒園式と入学式が一度にドッとやって来て、
かなりドタバタしましたから・・・。

 一転して今年はというと、子供たちは卒業生を送ったり、新入生を
迎えたりする側になりました。

 わが家の子供達が通う小学校には、卒業式の前に開催される
『6年生を送る会』があります。1年生から5年生までの生徒全員が、
6年生を送るために、合唱をしたり踊ったりするんです。
 
 今まで遊んでもらった”先輩たち”に見てもらうのですから、在校生は
それはもう真剣に知恵を出し合い演目を考え、練習を重ねます。
いわば、卒業式に次ぐ、一世一代のイベントというわけです。

 何と、小2の次男がその『送る会』での大役をおおせつかりました。
在校生の中で一人だけに与えられるこの大役、どういう役かというと
会の始まるに当たって、全校生に「起立、気をつけ、礼!」と大声で
掛け声をかけるという、セレモニーの開始を告げる役とでも言えるものです。

 次男は、晴がましさと、緊張で興奮し、毎日家で発声練習。
「起立、気をつけ、礼!」が家中に響きわたります。

 しかし、事件は起きました。当日をひかえて次男は胃腸系の風邪にやられて、
ダウンしてしまったのです。大役はどうするのか。

 当人はげっそりとやつれながらも、どうしてもやると言い、
「ボクがやらなきゃ『送る会』は始まらないんだよ」
と気合と気力だけは旺盛です。そして普段なら嫌がる点滴を打ち、子供ながらに
今回は体力温存が肝心を判断したのでしょう、遊びもやめて睡眠を充分にとり、
最終的には、完治させて当日を迎えました。
 
 そして当日、当人いわくバッチリ大役を果たしたということです。
私は今回、新入生や卒業生の親ではないので、次男の大役を直接見ることは
出来なかったのですが、次男は大役を果たして晴ればれとした顔で、当日の
様子を詳細に報告してくれました。
子供の輝くような顔は、いちだんと頼もしくなったようでした。

 そして今月、4月7日は入学式。
昨年は、少々不安気な新小1として小2のお兄ちゃんを見上げていた次男が、
もう新小1を迎える役です。一年は本当に早い。
このお兄ちゃん役もまた「ちゃんとできた」と得意顔でした。

 子供の成長は眼を見はるほどです。これを日々見届けることこそが、
親の”役得”と思うこのごろです。



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著者のプロフィール

 金森 三浩
1968年生まれ。 慶應義塾大学商学部卒
大学卒業後3年間昭和電工に勤務、転職し、矢東タイヤ商事株式会社 専務取締役。

中学校2年生の娘と小学校5年生の息子と2年生の息子の父親。
息子が所属するサッカーチームでコーチなどもする。

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